従来型中圧分取液体クロマトグラフ
フローインジェクター
フローインジェクター

少量〜多量のサンプルインジェクションが、ロス無く、簡単に、確実に行えます。
フローインジェクターTM

送液ポンプ FLC-Qシリーズ

フローインジェクターTMは、カラムへの少量〜大量試料のサンプルチャージを極めて容易にする分取専用のインジェクターです。
溶離液の圧力により、下方から上方に押し上げられます。このことにより、カートリッジタンク内に注がれた試料溶液は、全量が完全に押し出されてカラムにチャージされます。
その為、サンプルはロス無く全量、確実にカラムにインジェクトされます。
フローセパレーターの外周は、瞬時に溶離液によって洗浄されますので、高濃度、高粘度のサンプル溶液でも、テーリングすることなくサンプルチャージが完了します。
フローインジェクターTMは、耐溶媒性の材質を使用していますので、どんな溶媒でも使用可能です。


送液ポンプ FLC-Qシリーズ

FLC-Q型では、ピストンは吐出時、シリンダー先端に到接するまで移動します。
そのため、吸引した溶離液が1回ごとに全て吐出される構造になっています。

    準備
  • (1)フローインジェクターを六方インジェクターのループ位置に接続します。
  • (2)カラムの入口側に、空気抜きバルブ(三方バルブ)を接続します。
  • (3)インジェクター入口チューブまでポンプ送液にて溶媒でチューブ内の空気をパージします。
  • (4)フローインジェクター下部にチューブを接続します。
    注入
  • (1)キャップナットを緩め、取り外します。
  • (2)カートリッジタンクに試料を注ぎ込みます。
  • (3)入口部分などに付着してしまった場合は、溶媒で洗い流します。
  • (4)キャップ及びキャップナットを締め付けます。
  • (5)送液を開始。
  • (6)空気抜きバルブのドレイン側から空気が出てきます。
  • (7)試料溶液がフローインジェクターから出てきます。
  • (8)試料溶液が空気抜きバルブ手前まで来たら、バルブをカラム側に切り替えます。
  • (9)試料溶液がカラムにチャージされ、引き続き展開溶媒がカラム内に導入されます。


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