山善株式会社

Q2:シリカゲルカラムクロマトでサンプルを高極性の溶媒(メタノール・DMSO・酢酸エチルなど)に溶解させてカラムにチャージする場合、十分にカラムに保持されずに溶出されるいわゆる「スッポ抜け」のクロマトが起こる。
A2:シリカゲルカラムクロマトで「スッポ抜け」を改善する為には、カラムを大きくする方法があります。
しかし、かなり大きなカラムを使用しないと極性溶媒の影響を取り除くことはできませんし、どれだけ大きくすればよいかもわかりません。
それに伴い、非常に時間と溶媒量が必要となります。(図1)
一方で根本的な解決法としては、山善のインジェクトカラムを使用する方法でシリカゲルカラムクロマトでの「スッポ抜け」を防止できます。(特許出願中) 
サンプルを溶解した極性溶媒がインジェクトカラム内に完全にトラップされ、極性溶媒の影響を除去した状態でサンプルがメインカラムに入りうまく分離することができます。(図2)



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